2013年10月〜2014年10月

僕の美容師人生

前回の記事はコチラ

キングコング西野さんと奇跡の出会いを果たした僕。

その日を境に、奇跡と喜劇、そして悲劇の連続が始まりました。

まずは、起こった出来事を月表にまとめます。

  • 2013年10月18日 西野さんと出会う
  • 2013年10月27日 解放食堂 in 大阪 開催
  • 2013年11月23日 キングコングLIVE2013で善さんと出会う
  • 2013年12月22日 ホームレス小谷&もんちゃん結婚式 in 花やしき
                メインスタッフを務める
  • 2013年12月24日 2度目の結婚
  • 2014年1月10日 SAY! KOKO PARTY にスタッフとして参加
                幸平さんと出会う
  • 2014年2月某日 自己破産
                Tetote代表・福田さんと出会う
  • 2014年3月某日 2度目の離婚
  • 2014年3月13日 Tetote 初出勤
  • 2014年10月某日 レストランを辞め、美容師一本に絞る

こうして振り返ると、ツッコミどころ満載の1年間が、あっという間に過ぎ去っていきました。
(特に2013年12月〜2014年3月の怒涛っぷりは自分でも笑ってしまいますw)

そして今さら隠すこともできないので、ここで追記しておきます。

「2度目の結婚と離婚」について。

当時はすでにバツがついていたし、正直「もうどうなってもいいや」と。
ヤケクソを通り越して、ハリウッドスターさながらのノリと勢いでした。

結論から言えば、2度目の結婚は“離婚を前提とした入籍”でした。
この話はまたの機会にしたいですが、できればもう触れたくないし、思い出したくもありません。
ここで供養させてください。

さらに、その前月の「自己破産」については文字通りです。
度々触れてきた“ある問題”が最終的に200万円にまで膨らみ、収入と支出のバランスが崩壊。返済の見通しも立たず、翌月から美容師として心機一転やっていくために、借金を含めたあらゆる“事やモノ”を精算する意味で自己破産を選びました。

もちろん、その影響は今も残っています。
けれど、自己破産も2度目の離婚も、後悔はしていません。

「ここで暴露しているから開き直っている」わけではなく、
2度も離婚を経験しなければならなかった自分。
200万円を返せなかった自分。
そんな過去の自分を、やはり恥ずかしいと思っています。

でも、そういう過去もひっくるめて“今の自分”を形づくっている。
そして、今もそんな自分を大事にしてくれる人たちがいることは、当たり前ではなく奇跡だと思っています。

当時、ご迷惑やご心配をかけた方々のことは今でも忘れていません。
忘れないように。そして繰り返さないように。
「顔晴り続けるために必要な出来事」として捉えています。
ただし、二度と同じ過ちは犯しません。

そんな激動の2014年2〜3月、ついにTetote代表・福田さんと出会うことになります。

──なぜ出会うことになったのか。

それは2013年11月、キングコングLIVEで出会った善さんのお誘いで参加した SAY! KOKO PARTY にさかのぼります。
スタッフとして全力を尽くしたことをきっかけに、善さんから美容師の幸平さんを紹介していただきました。

幸平さんに、これまでのこと、これから美容師として復帰したいこと、ただし当面はレストランのバイトも続けたいことなどを正直にお話しました。
すると幸平さんはこう言ってくださいました。

「神戸に、俺が独立する前にお世話になった“ Tetote ”っていうところがある。紹介してあげるよ」

こうして、代表の福田さんとの会合を用意していただけることになりました。

しかも幸平さんは、僕の事前情報を福田さんにしっかり伝えてくださっていて、あとは条件や勤務開始時期を話すだけ──つまり“働ける前提”で話が進んでいるとのこと。

お会いした当日、僕はもう後がありませんでした。
これまでの失敗を繰り返すわけにはいかない。

伊藤喜之さんの著書『バカでも年収1000万円』で考え方と行動を学び、
安藤美冬さんとの出会いで自分の道を見つけ、
家入一真さんからその道の歩き方を学び、
西野亮廣さんから「大丈夫」というおまじないをもらい、
そして善さん、幸平さんのおかげで、美容師として再出発するきっかけをつかんだ僕。

“再出発の準備が整った僕”には迷いがありませんでした。
美容師として「こうなりたい」という想いを、嘘偽りなく全力で福田さんにお伝えするだけ。

その全力が空回りしたのか──
3年ぶりに現場に戻ろうとする“元・美容師”の僕は、あの日、福田さんを思わず失笑させる一言を言い放ってしまうのです。

続きは次回。

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